“塗るボトックス”と呼ばれるのが、アルジルリンがシワに効果的?

女性が悩む2大老化サインは“シワ”と“シミ”。“シワ”は、20代後半から目もとを中心に徐々に刻まれ、年齢とともに顔の各部分で進行していきます。
しかも目につきやすく、ファンデーションなどで隠せないため、とくに消したい老化サインとして捉えられている。
小じわやシミ、ハリのなさといった老化現象に対する悩みは、30代を境に、年齢を重ねるごとに増えてくることがわかったそうです。
現在は、人口のボリュームゾーンである団塊ジュニア(第2次ベビーブーム)世代が30代になり始めていることから、今後、アンチエイジング市場は確実に拡大すると見られています。このことから、市場でも肌の老化を考慮した新成分の研究開発などが活発に行われていて、30代以降の女性をターゲットとした新しいブランドなども増えてきているのが現状です。

そもそもシワの原因はどういうものが考えられるのでしょうか?
原因は大きく分けて3つあり、
1.表皮における肌の再生プロセス(ターンオーバー)の遅れ、
2.角質層の奥深くにある真皮層でのコラーゲン量の減少、
3.そのコラーゲンの質の変化とされています。

また、近年では、美容外科などの医療機関で受けることができる、医療行為のひとつである「ボトックス」も話題となりました。
メスや麻酔を使用せず、額・眉間・目もと・あごなどの皮膚に注射することで、表情筋を弛緩させ、シワの改善・解消が可能な“プチ整形”です。
気軽に受けられ、すぐに効果を得られるのが特長でしたが、「医療機関でないと受けられない」「料金が高い」「顔に注射するのが痛い」「ボツリヌス菌の安全性が不安」といった声が聞かれるほか、適切な量を超えると顔の表情に乏しくなってしまう、といった難点もあります。

そんな中登場した、ボトックスに大変近い効果が得られ、“塗るボトックス”と呼ばれるのが、アルジルリン(アセチルヘキサペプチド-3)です。
注射をしなくても、皮膚に塗るだけで効果がすぐに現れるという、画期的なものです。
アルジルリンがボトックスより劣る点といえば、効果が数十時間で消えてしまうこと。
しかし、使い続けるうちにシワが目立たなくなるそうです。

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