息子の矯正治療体験記

小学三年生になる息子は、幼稚園の頃から矯正治療に通っています。きっかけとなったのは、かかりつけの歯科医院でレントゲンを撮影した時に、「上の歯並びが悪くなるかもしれない」と言われたことです。そこで、矯正専門の歯科医院に相談に行くことにしました。その歯科医院は、家から車で一時間と遠い場所にあって、通うことになると大変な面もあるのですが、矯正治療は、永久歯が生え揃うまでの長い期間の治療になり、費用も高額なので、専門の知識を持った歯科医院を選ぶことにしました。

初診の日、親子でとても緊張していましたが、先生もスタッフの皆さんも、とても感じがよく、優しく接してくれました。待合室で、その日の患者さんを見てみると、「小児科なの!?」と思ってしまうくらい、たくさんの子供達が診察を待っていました。息子の番になり、一人で診察室へと入っていきました。色々な角度からのレントゲン撮影と先生の診察が始まりました。診察の間は、好きなDVDを見せてくれるので、緊張はありましたが、嫌がることはなく順調に診察が出来たようでした。

診察の結果、やはり、このままだと上の歯並びが悪くなることが伝えられました。顎の大きさに比べて、歯がとても大きいことが原因だそうです。そのうえ、前歯の横の永久歯が、90度回転していて、そのまま生えてくるだろうとの診断も受けました。そして、早速、治療が開始されました。

隙間を広げる治療を幼稚園の頃から3年間続けたおかげで、90度回転していた歯は今では真っ直ぐ生えて綺麗に並んでいます。その間、ワイヤーや装置を着けましたが、全く痛みは無く、食事も抵抗なく食べることが出来ました。

これからも、まだまだ長い期間、治療が続きますが、息子は、嫌がることなく楽しみに通えることと思います。

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